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香川県 親孝行スイーツ「ハイスクールマフィン」 Z世代と一緒に地域資源でつくるウェルビーイングブランド

【事例紹介】
「ハイスクールマフィン」は高校生・大学生・企業・地域が共創した“親孝行スイーツ”です。健康志向とプチギフト需要を捉え、Z世代が親を想う物語を込めて誕生しました。食品ロス削減や子ども食堂支援、地域活性化など社会課題の解決に挑戦。文部科学省が提唱する「子ども・若者から広げるウェルビーイング」を体現し、産学官連携・高大連携の教育モデルとして東京、海外へ挑戦を続けています。

【聞いて欲しいポイント解説】
本プロジェクトの強みは、高校生だけでは気づきにくい親世代のニーズをインターナル・ブランディングを通じて同世代の大人から丁寧に聞き取り、商品設計に反映した点です。また、坂出第一高校食物科製菓部では難しい大量生産を地元菓子店が担い、販売のプロからも実践的な助言を受けました。教育と実務を結び付け、若者の想いと大人の知恵、地域の技術が融合するこの仕組みは、“若者発の幸せ循環”を体現する取り組みです。

扇野 睦巳

扇野 睦巳 IPU環太平洋大学 特任准教授
株式会社ファーストデコ
代表取締役

岡山市出身。中央大学大学院(MBA)修了。社会課題解決型ブランド構築に取り組む。ブランディング事例コンテスト大賞やSDGs審査員特別賞など多数受賞。2021年よりIPU・環太平洋大学でブランド戦略論を担当し、野生鳥獣の利活用「IPUジビエ」やベトナム異文化交流「IPUカルチャー」など学生主体の実践型プロジェクトを推進。理論と実践、パーパスと内面化(腹落ち)をつなぐ「統合型実践知」を研究の柱とする。

西紋 百合香

西紋 百合香 坂出第一高等学校
食物科製菓部 3年
3級資格保持者

香川県高松市出身。普段お世話になっている親への感謝を込め、「親孝行スイーツ」を開発しました。疲れを癒すご褒美として楽しめるだけでなく、果汁を絞った後の果皮も活用し環境にも配慮。さらに売上の一部を子ども食堂に寄付し、孤食問題の解決にもつなげています。将来はこの取り組みを世界へ広げ、誰ももが笑顔になれる社会づくりに貢献したいと考えています。

森 雫那

森 雫那 坂出第一高等学校
食物科製菓部 2年
3級資格保持者

香川県三豊市出身。製菓部の活動を通じて、多くの人と協力しながら目標を達成する経験を重ねてきました。「ハイスクールマフィン」では先輩たちの想いを引き継ぎ、血糖値上昇を抑える希少糖を取り入れ、誰もが安心して楽しめるスイーツへ進化させました。日頃の感謝を込め、親世代に体にやさしい“親孝行スイーツ”を届けたいと考えています。

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