ブランド・マネージャー認定協会 BRAND MANAGEMENT AWARD

ENCOURAGEMENT AWARD奨励賞

愛知県 ~やれること∞むげんだい~ 採用数4倍増!介護業界の深刻な人手不足を救った採用ブランディング

社会福祉法人の採用ブランディング事例です。介護業界における深刻な人手不足により現場がひっ迫。採用難の時代で人材の確保も困難に。その状況を打破するために採用ブランディングを実施しました。一貫性あるブランド展開を行い、自法人らしい人材の採用に成功。その結果、職場環境の整備や様々な社会活動を実施することができ、職員のやりがい・エンゲージメントも向上。それが採用ブランドのさらなる強化につながりました。

毛利 大一郎

毛利 大一郎 株式会社R4 ミドルトレーナー/プラクティショナー

人と組織の課題解決を支援する株式会社R4にて、約15年にわたりクリエイティブ・ディレクターとして活動。会社案内、映像、ウェブサイトから社史、CI/VIにいたるまで、さまざまな企業広告・広報物の企画・制作を手がける。近年はブランド・マネージャーとして、企業の理念策定や社内浸透、採用ブランディングの実践サポートの他、ブランディングのセミナー・ワークショップの開催を行っている。

当日の様子

~やれること∞むげんだい~ 採用数4倍増!介護業界の深刻な人手不足を救った採用ブランディング

「~やれること∞むげんだい~ 採用数4倍増!介護業界の深刻な人手不足を救った採用ブランディング」は、愛知県内に4拠点の施設を展開し一気通貫で介護サービスを提供している社会福祉法人 高坂福祉会の採用ブランディング事例です。同法人では、介護業界における深刻な人手不足の影響により、人材の確保が困難に。その状況を打破するために採用ブランディングに着手しました。

ブランディングでは、ほかの介護事業者との違いを明確化するために、職員へのインタビューを実施。そこで得た情報をもとに「職員のチャレンジを全面的にバックアップする」「自ら主体的に取り組める自由さがある」などの強みを発見。そこから「自分のやりたいことがのびのびとやれる、どんどん追求できる環境があること」が“高坂福祉会らしさ”であると捉え、採用ターゲットは「ご利用者のためになることを既存の枠にとらわれず自ら主体的に考え、つくり、提供できる人」と設定。採用ブランド・アイデンティティは「自分の『やりたい』が、無限の可能性の中で、どんどんやれる。」と決めました。また、「やれること∞むげんだい」というタグラインを作り、タグラインをベースにしたロゴも制作しました。求人広告では、職員の「やりたいこと」がやれる環境であることを全面訴求したほか、面接では「入職して、やりたいことは何ですか?」と質問するなど、「やれること∞むげんだい」を選考基準に設定。さらに若手職員が主体となってSNSで採用広報を展開したほか、地元FM局に職員が出演して魅力をPRしました。

こうした採用ブランディングの結果、入職者数はブランディング前の約4倍増、応募後の面接設定率は約7倍増となり、採用コストは約50%の削減に成功。新卒定着率は100%に、施設の収支差額は4倍増になるなどの成果を生みました。

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